盗難車と事故にあったら

018022

 

盗難車が事故を起こし、その事故に被害者として巻きこまれたときに、事故の補償はどうなるのでしょうか。

 

実はどんな自動車でも加入しているはずの自賠責保険ですが、自動車の所有車の許可なく勝手に運転した場合は任意保険だけでなく自賠責保険もその賠償の対象にならないのです。もちろん家族や友人が事故を起こした場合なら事後の承諾で問題なく賠償されますが、盗難の場合はそうは行きません。

 

この為に、盗難では使用者が保険に入っていても、無車検車になってしまうのです。この為に、被害者救済のための最後の補償である、政府保障が使えるのです。

 

政府保証はあらかじめ加入していなくても、無保険で事故を起こした場合どこにも賠償を求められない被害者が保険会社を窓口に政府に保障を被害者請求できる制度です。

 

この為にこのほかにひき逃げ事件の場合などにも請求できます。賠償内容はほぼ自賠責保険と同じですが、請求できるのは被害者のみであるとか、保障内容が自賠責保険より被害者よりになっていないとか、やや被害者にとって不利です。また加害者には被害者への賠償分がそのまま請求される事になっていますので、加害者は制度で救済されるわけではありません。

 

時効の延長などもありません。怪我の保障も健康保険の適用が前提となっています。しかしこの制度のおかげで全く賠償がないと言う事だけは、避けられる非常に有意義な制度です。